テンセグリティ

少なくともスネルソンがテンセグリティのオリジンであると言及する研究者は、
バックミンスター・フラーとスネルソンのそれぞれの特許文献を一読もしていない
受け売り発言と見てよいだろう。

たとえば、スネルソンの圧縮材が非連続な柱状テンセグリティ
(現在もっとも知られているテンセグリティ彫刻)は、
バックミンスター・フラーの球状テンセグリティの発見を見てから後に
制作された事実すら知らないに違いない。

非連続な圧縮材のテンセグリティは
スネルソンは発明していない明白な事実こそ確認されなければならない。

そして、テンセグリティに関して未だ
その概念も十分に把握されていないと言わなければならない。
(デザインサイエンスのクリティカル・パス法、
さらにシナジェティクスに至っては他の星の文法のように感じられている。)