日別アーカイブ: 2007年5月2日

モデル化(modelability)

自然を翻訳すると何かモデルができると考えられている。
例えば DNAの発見は、結晶学者が撮影したX線の映像を
生物学者が解析することから始まった。
そのDNAを解析するためには構造のアルゴリズムが必要であった。
その結果、DNAの発見には様々なDNAモデルが作られた。
各DNAモデルごとに異なったアルゴリズムが必要であった。

アルゴリズムとはなんらかの問題を解くための手順(オペレーション)のことである。
そして有力なルゴリズムに基づいて、新たなX線の映像が提供された。

自然を翻訳するためには、自然をモデル化するアルゴリズムが最初に必要だ
ということが発見されたのは、20世紀である。
ところが、自然を翻訳するとたいてい何か間違ったアルゴリズムができるのは、
自然が既知なる存在だけではなく、未知なる存在を含んでいるからである。

シナジーは、未知なる存在と既知なる存在とからなる自然を統合する宇宙である。

DNAが存在が証明されて、半世紀以上が経過したが、
生命を合成するシナジーにはほど遠いのである。
21世紀においても、運転手付きの自動車の販売は、つねに先送りされている。
Y.K