自己表現

多くの建築家は、建築デザインを
キャンバスに向かう画家のように
自己表現の場であることを疑わない。

デザインサイエンスは、美的な探求を構造デザインに求めない。
真の構造は、表面に関与しないばかりか、そのほとんどは不可視だ。
炭素繊維の張力材でテンセグリティモデルをデザインする前から
炭素繊維は、ミクロのテンセグリティ構造を具現化している。

キャンバスよりも概念の不足が、専門性を許している。