超軽量テンセグリティ・シェルター

予測されたように台風は巨大化している。
風速40mで人間は歩行できないばかりか、
空中に飛ばされてしまう。

時速200キロで走行する自動車は
約風速60mの風の抵抗を受ける。

しかし、風速120mの風でも吹き飛ばされない超軽量シェルターはデザインできる。
この構造にはテンセグリティ・システムのみが採用される。

圧縮材にはつねに圧縮力が、
張力材にはつねに張力がかかるようにデザインすることはテンセグリティの基本だ。
この場合に使用されるテンション材は、
弾性のあるゴム材などではないことは実験で確認できる。