日別アーカイブ: 2007/09/18

量子幾何学としての『コズモグラフィー』

音楽家は、「言葉では到達できない、その先の世界が音楽の素晴らしさ」という。

波と粒子の二重性から発見された非言語的世界は、量子力学の到達点ではない。
マックス・プランクは、波のエネルギーがhvの整数倍に制限されるという「量子仮説」を導入して
波の振幅が連続的に変わるという矛盾を解消したが、
不連続の連続という概念を形態化できるとは考えていなかった。
物理学は、エネルギーの形態化を放棄している。

不連続の連続は、バックミンスター・フラーのテンセグリティ理論によって
初めて視覚化され、
さらに体積の整数比を具現化するシナジェティクス・モジュール群によって、
空間充填の新しいた最小単位が証明された。

『コズモグラフィー』—シナジェティクス原論
(R.バックミンスター・フラー (著), 梶川 泰司 (翻訳) )は無矛盾な有理化されモデルによる量子幾何学論だ。

シナジェティクス講座では『シナジェティクス』以後に発見された
5回対称性のモジュール群によるアイコマトリックス(icomatrix)の空間充填システムも
扱う。
最小単位間に黄金比を介在させた新たな相補性の原理が潜んでいる。