テンセグリティモデルの作り方

テンセグリティは柔軟な強度を備えている。
だからといって張力材がエラスティックにはデザインできない。

テンセグリティがボールのように弾むのは張力材の弾性力からではない。
圧縮材との相互作用はエラスティックな張力材によって著しく損なわれる。
テンセグリティモデルは原理的に作らなければならない。

張力材にゴムなどの代用品を使用したテンセグリティは非原理的だ。
張力材には可能な限り伸度がない物質を使用すべきである。
特にステンレスワイヤーなどは前世紀の遺物だ。

備考
Tensegritoy(USA)などはテンセグリティの概念を教育する教材のなかでは
もっとも有害な商品だ。