テンセグリティ・モデルーー張力への誤謬

宇宙で起こることは、モデルでも起こる。
シナジェティクス・モデルは純粋な統合作用を再現できる。

しかし、
テンセグリティモデルは、細胞のように顕微鏡では発見されなかった。

「見る」ためには、はじめに概念ありきである。
『コズモグラフィー(シナジェティクス原論)』
(白揚社 バックミンスター・フラー著 梶川泰司訳)
は、その入門書である。

テンセグリティモデルが見えなかった人類の歴史には、
明らかに、言語の牢獄化の問題がある。

圧縮(力)が縮むことではないように、
張(力)は、伸びることではない。

動くテンセグリティの再現で、張力材をゴムに置き換えることに
すでに言語の牢獄化が存在する。

振動しない物質は存在しないように
テンセグリティの振動は、統合作用の表れである。