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2009/12/28

A.男は自分が幸福にしてやれる女しか愛さない。
B.女は自分を幸福にしてくれる男からのみ愛される。

このような単純な鏡像性だけではない。

C.女は自分を幸福にしてくれる男しか愛さない。
D.男は自分を幸福にしてくれる女だけを愛する。

非鏡像的で、反対称的な相補性は
つねに4通りある。

シナジェティクスを学ぶと
こうした相補性はモデル化できる。

相補性のモデル化の可能性の探査とその収穫は、
アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドではなく
バックミンスター・フラーに始まる。

元素の存在比(ワールドゲーム理論のデフォルト)

太陽は地球と同じ元素の存在比をもっている。
地球に存在する元素の割合は太陽でも同じである。
そればかりか、
宇宙における元素の存在比はどこでも同じである。

この発見は、
われわれの資源もエネルギーも
人口比で分布させるべきであるという
バックミンスター・フラーの経済理論(反法律家資本主義)を説明するだろう。

インターネットによるシナジェティクス講座では
バックミンスター・フラーの死後この30年間に
計画されたワールドゲーム理論のデフォルト
の矮小化と抹殺の歴史を批判する。

重力とテンセグリティ

テンセグリティに誰でも惹かれるのは
重力に逆らっているのではなく、
別の引力を利用しているからだ。
引力とは、他の質量から受ける万有引力である。

しかし、重力も引力も同じ張力だ。
われわれはもっとも軽い存在(質量0、電荷0、寿命無限大)によって
統合される存在なのだ。

万有引力は、「二つの物体間に働く引力であり、
その二つの間の距離とそれぞれの物体に応じて働く力」である。
「引力を生じるのは物体に質量がある」という物理学の再帰的な論理から
脱出できるばかりか、
テンセグリティはその質量欠損の起源にも関与しているだろう。

なぜなら、原子核が陽子と電子だけではないように、
テンセグリティは棒とひもではないからだ。

テンセグリティ島

雲がある場所の下には島がある。
島には植物がある。
植物の上には雲ができる。

クリスマス島はすべて珊瑚礁でできている。
雨が降れば、地下浸透して
淡水は比重が軽いから、
海水の上にレンズ状に浮いている。
クリスマス島のすべての水は浮遊する。

水が浮遊すれば、人間が住める島になる。

テンセグリティ島も空気に比べて
比重が軽いから、
大気中を球状で浮遊することができる。

浮かぶテンセグリティの内部には
オクテットトラスの島(=都市)ができる。
そこには植物が茂り、ふたたび雲ができるだろう。

そして、月にも水がある。

クリスマス島

クリスマス島