非連続の連続

テンセグリティは自然の形態からの模倣や盗作では到達できなかった。

テンセグリティの機能を視覚化できなかったのは、
自然の形態から圧縮と張力の関係を抽象化し、
物質に変換できなかったからである。

構造の歴史に
テンセグリティ以上の言語の革命はなかった。
つまり、「非連続の連続」という概念の物質化を
古典力学の範囲内で達成したのである。

シナジェティクス入門講座の後期講座では
非共鳴型テンセグリティと共鳴型テンセグリティを
概念モデルまたは原寸大モデルでそれぞれデザインする。