非・形態学(morphology)としてのシナジェティクス

テンセグリティによって
形態学(morphology)に飛躍をもたらした
シナジェティクスは
形態学からテンセグリティという
構造システムを発見したのではない。

前例のないこの構造システムをもっとも鮮やかに説明する
doing more with lessという方法は
可視的な自然の観察方法から発見できなかった。

シナジェティクスを
複数の異なったモデリングから理解すると
短時間に科学、数学と工学
そして教育制度の欠点を発見できるのは偶然ではない。

そして、お金と富の違い、
そして産業と銀行と有価証券の特徴と役割などの
経済学の基本さえも理解できるのは
人間が引き起こすdoing more with lessでない<アブノックス現象>を
自然の構造と比較できるからにちがいない。

シナジェティクスは
不可視の自然に対する
もっとも包括的なメタフィジックスである。
それゆえに
もっとも直観的で信頼できる非・形態学である。

Circuit Pattern Tensegrity by R.B.Filler

Fig. 1033.019
In Anthony Pugh’s model 12 struts form four interlocking but nontouching triangular circuits.
The plane of each triangle of struts bisects the vector equilibrium which its vertexes define.
Each triangle of struts is inscribed within a hexagonal circuit of tensors.