月別アーカイブ: 2014年4月

無柱、無線、無管、無軌道へ

無柱、無線、無管、無軌道を同時に具現化する
4つの自律的な方法は
自己のテクノロジーが深く関与する。

税収奪システムからの回避バイパスではなく
自己と他者との包括的な相互関係こそが
自己と宇宙との実在する相互関係に及ぶ。

この自己規律なくして
4つの自律的なサバイバル方法は理解できないだろう。

ゼロ円ではなく
無柱、無線、無管、無軌道こそが
もっとも経済的なのだ。

デザインサイエンスのための元素群

全天候性のモバイル・テンセグリティシェルターのプロトタイプ制作は
画家が絵を描くための絵の具と筆を買うように
完全な既製品の組合せから可能だった。

いくつかのシナジェティクスの原理的発見を除けば
テンセグリティシェルターを構成する部材と
それらを自宅のガレージで2次加工するすべての工具は
インターネットから調達できるほど
すでに<平均的>に分布していたのだ。

完全な既製品の組合せからなるプロトタイプこそ
少量生産も可能な理想的な量産タイプである。

そのプロトタイプを移動させるときは
モジュールまで分解して折りたたんで
車のトランクで運べるほど<再生的>だ。

宇宙でもっとも豊富な水素元素が
宇宙を形成するための最初の既製品であったように
加速度的にバイオスフィア上に分布する工業化された既製品群こそ
デザインサイエンスの<平均的革命>をより加速している
新たな元素群なのである。

デザインサイエンスプロジェクト2014

この3年間のデザインサイエンスプロジェクトの詳細が
未だ公開できないのは残念だが
公開できるときは完全な構造の機能が実現した時だ。
この完全な機能とは実用段階を意味している。

モバイル・テンセグリティシェルターが存在するのは、
より経済的に生存するためではなく、
幸福になるためである。
——–夜空の星々と共に

今はテンセグリティシェルターが完成するまで
星々のように
自ら燃えなければならない。

モデル言語再考 1

<構造>は、特定の機能に特殊化されたものとして理解されてきた。
「機能は形態に従う」ように
<構造>も人間が作り出せるものとしてデザインされてきた。

<構造>をシナジェティクスのモデル言語から理解するというのは
一つの原理の形態的な変換方法を発見したり
複数の原理との調整方法を考察するだけにとどまらない。

モデル言語再考 2

専門用語をより増殖させ、包括的な理解を遠ざける
専門分化ための社会的な<構造>を強化するために
記号言語のテクノロジーが優越的に支配する情況が続くなかで
モデル言語の生成は
概念と物質、社会と私といった<諸関係>を形成しながら
観察する「私」と行為する私との同時的かつ非同時的な反映物を
刻々にデフォルトへと破壊していく峻烈な行為に起因する。

シナジェティクスを構築してきた科学的・数学的言語でさえ
高度により単純化されたプリミティブな構造と概念を発見し生成するための
その初期化(=デフォルト)の対象になるはずである。

このモデル言語による包括的な<デフォルト操作主義>こそ
産業化のための専門分化した科学者集団が
もっとも回避してきた行為に他ならない。

集団化した彼らのクライアントは
限りなく真実に見せかけた<構造>、つまり見えないグランチなのだから。