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はじめにコズモグラフィーありき

デザインサイエンスなきシナジェティクスも
シナジェティクスなきデザインサイエンスは
ともに短命である。

25歳までにシナジェティクスを習得していても、ただの幾何学にすぎない。
30歳までにデザインサイエンスに挑戦しても、
プライムデザイナーなきプロダクトデザインにすぎない。

もし、40歳を過ぎてデザインサイエンスを継続していれば、
宇宙のシナジェティクス原理を発見しているにちがいない。
そのとき、再びコズモグラフィーを理解できるだろう。

シナジェティクスとデザインサイエンスの修行期間は、
人類最長の12年間である。

はじめにコズモグラフィーがなければ、どんな志も耐えられないだろう。

構造とパターン 再考

シナジェティクスが
もっとも野生的な数学であリ続けるのは
動的に<構造とパターン>を扱うからだ。

カーボンナノチューブは
最軽量で最強のテンセグリティ構造である。

ナノチューブテンセグリティモデルは美しい。
それを生み出す構造とパターンはもっと美しい。
しかし、誰もその数学を一般化してこなかった。

シナジェティクスの生成思考

純粋な興味は知らないことから始まる。
そして知れば知るほど、知らないことは増える。

しかし、知らないことがより少ないことが
優れた専門家を形成してきた。

シナジェティクスは、専門分化を否定した最初の科学である。

真の思考力は必ずしも知識量には依存しない。
むしろ、知らないことが新しいアイデアを形成する場を形成する。

あるいは
だれでも最初は知らないというデフォルトが
発見のための重要な知のファクターになるにちがいない。