月別アーカイブ: 2008年1月

過剰な構造(改訂)

懐胎期間の意図的な引き延ばしが容易なのは、
テクノロジーの冗長性への見えない依存度のためであるが、
過剰な重量増加は二酸化炭素の増加問題である。

その原因は、
それまでの構造の定理の維持のために構成された組合員(=アカデミズム)が
形成した局所的知識体系を陳腐化する時間を
容易に延期させられるほど、
(他の科学的領域での平均予測時間と比較しても)
構造の間違った定理とその記号学にしがみつく組合員は
圧倒的に多数なのである。

テンセグリティによって発見された真の構造の定義は
テンセグリティモデルまでも歪められている。

シナジェティクス・モデリング

経験とはけっして基本的ではない。
経験はつねに複合化されている。

概念的な一般化は本質的に経験(experience)に基づいているが
実験数値(experiment)から導かれた限定的な経験主義ではない。

原理の発見がかならずしも実験数値から一般化されていないのは、
すべての実験と経験は特別な場合だからである。

シナジェティクス・モデリングは経験の総体に関与する
包括的原理に接近するもっとも原始的な行為である。

「思考を声にする」行為と相補的な関係にあるだろう。

非複雑系テンセグリティ

より意識的により秩序づける試みを追求していくと
人間は単純により多くの宇宙の原理を発見していく。

人間も宇宙もより複雑になってはいない。
それは神秘のひとつだ。

テンセグリティは視覚化された構造の神秘だ。

テンセグリティ構造  NASAプロジェクト

驚くことに、バックミンスター・フラーでさえ、
ジオデシック・ドームのための三角法の計算をやり遂げるのに、二年間を費やしている。
1950年代には、忍耐強い手計算なしでは、構造の革命は達成できなかった。

しかし、現在途方もない強力なパソコンがあるにもかかわらず、構造の革命は途絶えているのはなぜだろうか。

ジオデシックドームでさえ、バックミンスター・フラーのデザインの再現に止まっている。
張力材に対する信頼が陸地で生まれた固体的な技術体系に欠如していることが、テンセグリティが構造の究極であるという認識の不足に繋がっていることは、テ ンセグリティ理論の大気圏内での応用の半世紀間の歴史を見れば、明らかである。これは、私が 90年代にRBFのアーカイブでNASAプロジェクトのレポートを閲覧した時の感想である。

テンセグリティ構造が美しいのは自慢にはならない。
経済的に自立するテンセグリティ・ジオデシック構造が美しければ、それは原理の統合性の美しさだ。
人間がつくり出すどんなデザインも到達できなかった美だ。