自動車をデザインしたとき、馬車用の道しかなかった。
電話を発明したとき、十分な電線をつくる銅が不足していた。
高速道路と電話線のネットワークの構築によって
これらの工業製品は経済的に機能的に完成した。
そして20世紀の後半には無線システムに移行する革命が続いた。
そして住居もまた経済的に機能的に
上下水道とエネルギーネットワークのインフラが要求されてきた。
しかし、月に行くための宇宙船にはこれらの固体的インフラは否定された。
宇宙船の遠隔的なインフラを大気圏内で量産するテクノロジーは完成している。
そのテクノロジーはガイアのように太陽系に依存する。
そのシステムは無線、無管、無柱である。
線と管と柱は、地球温暖化のサバイバルには不要だ。
もっとも安全で経済的な内部と外部をデザインするための諸原理は
すでに発見されている。