ピカソの偉大さに感動して、絵描きになりたいと思う人は
ピカソの絵を所有したいとは思わないだろう。
しかし、ジオデシック・テンセグリティの原理だけではなく
その実用性と経済性に感動したら、
だれでも自律的構造の機能を自ら再現して
生きるための道具にしたいと思うだろう。
すばらしい「製品を所有する」から、
「宇宙の機能を再現する」ことに時間とお金を使うだろう。
宇宙には人類がまだ利用していない「構造とパターン」が無数に存在する。
テクノロジーは企業が作り出すモノではないということが
理解され始めた。
(酸素や石油を備蓄したのはバイオスフィアである)