自然はけっして節約はしない。
エネルギーの再生システムを効果的に維持しているだけである。
同じ季節に再び台風が来るように。
デザインサイエンスは
Doing more with lessのために
エネルギーだけを節約はしない。
自然はけっして節約はしない。
エネルギーの再生システムを効果的に維持しているだけである。
同じ季節に再び台風が来るように。
デザインサイエンスは
Doing more with lessのために
エネルギーだけを節約はしない。
脱獄の概念から
固体的概念からの脱獄は
生まれないように、
デザイン理論から
デザインサイエンスは生まれなかった。
デザインの総合化と
統合されたデザインの発見の違いのように、
デザイン・サイエンスと
デザインサイエンスとの違いには
雲泥の差(world of difference)がある。
泥は土と水とが混じり合って形成されるが
雲は植物の葉から蒸発した水分が
遠隔的に移動し、
そして
浮遊できるように
電気的に生成される。
デザインサイエンスにはクライアントがいない。
科学的原理の探求にクライアントがいないように。
バックミンスター・フラーのデザインサイエンス教育プログラムは、
リダンダンシーを排除できないまま
「効果的なデザイン教育」をしている素振りを社会にプレゼンするような
堕落した教育産業的なサービスの義務から解放されている。
デザインサイエンス教育とは
<Trimtab>のデザイン方法の探求と共同性によるそのプロトタイプ制作である。
そのデザインサイエンス教育プログラムこそ、
『クリティカル・パス』の第6章のクリティカル・パス方から学ぶことができる。
『クリティカル・パス』バックミンスター・フラー著、梶川泰司訳 白揚社 2007