デザインサイエンスを実践と切り離し
シナジェティクスモデルの限りない再現は
他人の思考方法を投影した3Dオブジェに過ぎない。
ゴム紐や釣り糸のテンセグリティモデルなどは
まったく無意味なのだ。
張力に対する間違った概念が
2点間距離を変動させているだけである。
自然は、主観的に、美的に実行しない。
デザインサイエンスを実践と切り離し
シナジェティクスモデルの限りない再現は
他人の思考方法を投影した3Dオブジェに過ぎない。
ゴム紐や釣り糸のテンセグリティモデルなどは
まったく無意味なのだ。
張力に対する間違った概念が
2点間距離を変動させているだけである。
自然は、主観的に、美的に実行しない。
シナジェティクスモデルの形態の再現だけから
モデル言語は認識できない。
モデル言語は
後に他の科学原理やシナジェティクスモデルとの関係によって理解されるが
その理解こそシナジェティクスにとって包括性の始まりである。
既成の思考パターンによる運動から
離れた自由を垣間見るのである。
果てしない対立物がうずくまる内部を
外部に対して投影する行為から
自由になるのである。
シナジェティクスは関係性の幾何学である。
独立した思考や感情を求めて
力への渇望と自己満足を追求する行為が
どれほどの混乱を引き起こしてきたかが見えはじめるのである。
デザインサイエンスは
デザインするかぎり迷うデザイン行為とは無縁である。
デザインサイエンスは
シナジェティクスの直観と知性によって
機能を物質に変換するテクノロジーであり
物質のあるべき姿(doing more with less)を
投影(project)する科学である。
クライアントが不在のまま
デザインサイエンスは他者の利益を最優先する
trimtabをデザインできるのである。
trimtabのデザインは
プライムデザイナー(Prime designer)の共同性と無名性が
最初にデザインされる。
発見された概念をモデリングで試しただけでは
実在する機能までも証明できない。
原寸大で試してみなければ。
バックミンスター・フラー以外のデザインサイエンスでは
つまり、1983年以後、
もっともエネルギーと時間がかかることが
一番後回しにされている。
縮小モデルで試してみることに失敗はないが、
原寸大で試してみなければ成功はない。