ITとロボットによって完全に機械化された人間こそが
最初の自動機械になれるのである。
自動機械へのプロセスとは、
1.
筋肉と条件反射によって機械化された人間は、
やがて自動機械に置換される。
2.
そして、物理的な生産者としてすべての存在意義を失った人間は、
もっぱら産業の均衡に不可欠な元素を
完全に再生的に利用するユーザとして存在し始める。
デザインサイエンスは、その元素の再生的な循環パターンにしたがって
<生活器(livingry)>を生産するテクノロジーなのである。
つまり、完全な<生活器(livingry)>がなければ
自動機械というユーザも存在できないのである。