月別アーカイブ: 2017年6月

球状テンセグリティと重力場

万有引力(=重力)は、つねに分子間の化学結合に関与している。
すべての有機化学・無機化学の地球上の化学反応には、地球ー分子間に地球の重力場の影響がある。

270本の圧縮材からなる球状テンセグリティを作成する場合、
赤道付近の張力と極付近の張力は、直径の増大によってより異なってくる。
ストラット間の張力にも重力場が影響する。

<満月の風に共鳴するテンセグリティ> シナジェティクス研究所 制作

張力調整可能なジョイント+連続した張力ネットワーク+圧縮材アルミパイプ
構造デザイン 梶川泰司 制作 シナジェティクス研究所 2015

包括的理解(comprehension)

理解(understanding)は、局所的すぎる無駄な学習方法である。
(学校教育プログラムは、エントロピックで放射的な分裂的理解に始終する。
例えば、数学と図工、理科などとの分離し分断した教科では、
バイオスフィアでの真の生産性は教育できない)

理解(comprehension)とは、すべての初源的な内的な相互関係を発見する試みである。
その完全な関係数の時間的な蓄積は,オクテットトラスを形成する。

この理解なくして、シナジェティクス・モデルは複製された総三角形化された形態に留まるであろう。

動的なベクトル平衡体と最短距離(再考)

地球から火星に宇宙船が移動する軌道が3次元曲線になるように
静的なベクトル平衡体(Jitterbug)の外接球面上の頂点から
収縮・拡大する動的なベクトル平衡体の外接球面上の
頂点へと連続する軌道も螺旋状の3次元曲線として考察できる。

それらはつねに最短距離である。
しかし、イデオロギーに関わらず政治経済システムが扱う最短距離は
つねに直線として考察されてきた。