デザインサイエンス講座」カテゴリーアーカイブ

Foldable Tensegrity Shelter [バラック・テンセグリティ]

風と共鳴するテンセグリティもあるが、
窓側に置かれたアブノックスなテンセグリティオブジェもある。
雨や風、そして雪を内部から感じながら
大地から自律する半球テンセグリティ原理を
応用した量産のための原型デザイン
つまり、最新の安価な素材から成るセルフビルドの
バラック・テンセグリティの原型がついに完成した。
大気圏と共鳴しながら移動する空間以上に
安全で経済的なサバイバルがあるだろうか。

バラック・テンセグリティシェルター その元型モデルの発見 1995
シナジェティクス研究所 構造デザイン 梶川 泰司 + 嶋 あゆ子

シナジェティクスと概念

形態美を可視化しただけのテンセグリティは
繊細で変形しやすく、壊れやすく
それゆえに局所的である。

真のテンセグリティモデルは
張力材の破断を怖れない概念を包括している。

バックミンスター・フラーは
概念の構築過程からテンセグリティを発見している。

圧縮力と張力における
非鏡像的で相補的な<構造とパターン>の20年間におよぶ探査から
ついに真の<構造システム>を発見したのである。

それゆでに、テンセグリティは
最長の懐胎期間を必要とするのかもしれない。