月別アーカイブ: 2007年9月

デザインサイエンスの方法論

自動車をデザインしたとき、馬車用の道しかなかった。
電話を発明したとき、十分な電線をつくる銅が不足していた。
高速道路と電話線のネットワークの構築によって
これらの工業製品は経済的に機能的に完成した。
そして20世紀の後半には無線システムに移行する革命が続いた。

そして住居もまた経済的に機能的に
上下水道とエネルギーネットワークのインフラが要求されてきた。

しかし、月に行くための宇宙船にはこれらの固体的インフラは否定された。

宇宙船の遠隔的なインフラを大気圏内で量産するテクノロジーは完成している。
そのテクノロジーはガイアのように太陽系に依存する。
そのシステムは無線、無管、無柱である。

線と管と柱は、地球温暖化のサバイバルには不要だ。

もっとも安全で経済的な内部と外部をデザインするための諸原理は
すでに発見されている。

シナジェティクス入門講座生募集(第2期生)のお知らせ

シナジェティクス入門講座の第2期生の募集です。
第2次ガイダンスは以下の時間帯で行っています。

入門講座は10月20日のシナジェティクス・キャンプから始まります。


9月29日(土曜日)から30日(日曜日)
午後4時、または午後9時
の時間帯からご希望の時間帯を2通り選んで
黒野 迅<info@synergetics.jp>
のアドレス宛てに
ガイダンスの予約申し込みをしてください。


同時に、
御名前と御住所を明記してください。
電話またはスカイプまたは ichatの中から
御都合のよい連絡方法とアドレスなどを指定してください。


返信メールにて確定した時間と指定して頂いた方法に対応した
シナジェティクス研究所の電話番号またはスカイプ名または ichat名をお知らせ致しますので、
予約時間通りに上記の選択した連絡方法にてご連絡ください。

プログラムなどの詳細はを直接説明いたします。

また、
第2期のシナジェティクス入門講座に使用する主なテキストは
『コズモグラフィー・シナジェティクス原論』(バックミンスター・フラー 著、梶川泰司 訳 白揚社 2007)
http://www.amazon.co.jp /コズモグラフィー―シナジェティクス原論-R-バックミンスター・フラー/dp/4826901356/ref=sr_11_1 /250-7986946-4665019?ie=UTF8&qid=1189905642&sr=11-1

シナジェティクス研究所
黒野 迅
http://synergetics.jp/

シナジェティクスによるプランク定数

プランク定数は科学技術データを管理する委員会によって
その推奨値は変更されてきている。
つまり、定数と言われながら、プランク定数の正体はよく判っていないと言えるだろう。

『コズモグラフィー』は空間充填のモジュール理論から
プランク定数の真の定数化を論証している。

テンセグリティモデルvs球面過剰モデル

多面体の内角の角度の総和は、
面数または頂点数の増加に比例して
無限に増加する。

しかし、平面と多面体の角度のそれぞれの総和の差異は
実際は720度以上でも以下でもない。
そればかりか、平面から720を奪った状態が多面体である。

そして再び多面体の内角の総和に
720度を加えた状態が球面である。

このパラドックスの発生源は
球面過剰にある。

これは古典幾何学の定理ではない。
球面過剰モデルは
シナジェティクスの偉大な発見の一つだ。
(『コズモグラフィー』バックミンスター・フラー著、梶川泰司 訳  p299~p301)

テンセグリティモデルにおける
振動とは、この球面過剰が一定に保存されるための
張力による角度的なサイバネティクスである。

もしも私のこの話が抽象的に聞こえるならば、
単純なモデルをつくる経験から
思考を構築すべきである。

高度に単純なことが視覚化されることはほとんど神秘に近い存在だ。

シナジェティクスの自己教育法

インデックスのない記憶はほとんど取り出せない。
あらゆる死の危険性はインデックスを自動生成する。

他にインデックスを自動生成させる方法として
バックミンスター・フラーは <声に出して思考する>ことを発見した。
どんな場合も予め用意した原稿をいっさい無視すれば、
聞く側も、予め用意された常識が解体されやすくなるのである。

他者性のネットワークの現存在にコネクトする方法は
もっとも単純なサバイバル方法である。
言葉は最初の生き延びるための道具だ。

シナジェティクス入門講座では
講義形式ではなく、シナジェティクス・モデルの制作を中心に
<声に出して思考する>ことによって
体系的な思考の幾何学を習得することにある。

また
シナジェティクス入門講座でのシナジェティクス・キャンプ(ワークショップ)は
通常のワークショップ形式の体験学習方法ではなく、
科学的な定理を装って刷り込まれた非物質的で固体的な思考回路を
自ら排除することにある。