バックミンスターフラーは最初で最後のテンセグリティの発見者である。
したがって、テンセグリティの専門家は最初からいなくなったのである。
これ以上具体性に置き換える科学的
探求に、それほど価値は期待できない。
太陽系モデルも原子核モデルもそして細胞モデルも
一つで説明できるようになったのだから。
引力がユニバーサルであるように
テンセグリティは至る所に存在すると考えるべきだ。
大学の建築学部にテンセグリティ学科などは
成立しない。
研究室でフラーレーンを合成する前から
宇宙はテンセグリティ建築の実例に満ちている。