私にとって、デザインサイエンスに関われば関わるほど、
職業とはかけ離れるという事態を受け入れたのは、それほど昔ではない。
その時に、デザインサイエンスには、
未解決な膨大な仕事があるという認識に基づいた計画が生まれた。
それまでのように、論文発表する必要がないという試練も必要だった。
この10年間、デザインサイエンスは
バックミンスター・フラーの時代には起こりえなかった、
個人が入手し実践できるテクノロジーを理解し
統合することによって変化する現実を
どのようにして段階的に獲得できるかという
自己教育の問題に接近している。