知的奴隷

発明家は、テクノロジーの〈不可視〉の世界で、機能的性能の一定の増加量を達成するために投入される素材の一単位の体積または重量、単位エネルギー、そし て労働および生産システムの維持管理に要する単位時間に対して遂行される仕事の効率に関して、絶えずその量と質を高めていく。
バックミンスター・フラーはこの複雑な過程を漸進的短命化(「エフェメラリゼーション」と呼んだ。
しかし、99%の発明家がこの漸進的短命化ではなく、グランチ企業のアブノックスな収益のために発明を現金化する知的奴隷に甘んじた結果、テクノロジーは地球システムの漸進的自己破壊化に加担し、エントロピーは加速するばかりだ。