構造化とは何かーーテンセグリティの機能

構造とは、自律的であることである。
船舶や航空機は構造である。
そして、真の構造とは浮かぶ機能を備えている。

しかし、テンセグリティ以外のこれまでの構造は、
大地に基礎部を固定させ、自重や応力を逃がしてきた。

大気圏内でテンセグリティ以外の構造は浮遊できないだろう。
自重や応力は逃がすのではなく、
分散することで、より構造を強化する機能は
シナジー的に形成される。

テンセグリティへの構造化は、論理的に予測不可能な性能が
かろうじてデザインされる希有な人工物である。