デザインサイエンスのプロトタイプ(prototype)について

量産のための原型を産業社会では
プロトタイプ(=prototype)と呼んできた。

1927年から開始されたバックミンスター・フラーの
デザインサイエンスにおけるプロトタイプとは
もはや試作品ではなく
モジュールの複製のための<最初の原型>のデザイン
または
その<母型>の発見のプロセスを意味する。

後にこのプロセスは<クリティカル・パス>として一般化された。

<クリティカル・パス>を開始する準備段階として
形態(shape)を超えた原型に出会うための
マインドが直観的に探査する方法こそは
シナジェティクス・モデリングに他ならない。