日別アーカイブ: 2013/06/03

テンセグリティのモデル言語

圧縮材が互いに不連続になっている
テンセグリティ球の2頂点間距離を収縮させると
テンセグリティ球の半径は増大する。

この斥力作用を説明するモデル言語を
静的な幾何学に求めてはいけない。
まして、数千年間も支配しづけてきた
固体的な構造力学に期待してはいけない。

圧縮材がつねに
張力材をより押し拡げるのではなく
張力材をより引き寄せる機能は
テンセグリティ構造以外では形成できない。

もし、制作したテンセグリティモデルで
その機能が確認できなければ
テンセグリティのデザインが不完全であるばかりか
モデル言語が製作者に形成できていないのである。

                  梶川泰司

“Synergetics” fig.712 RBF