日別アーカイブ: 2008/06/04

デザインサイエンスにとって緊急時とは何か

デザインサイエンスにとって緊急時とは何か
市場のデザインには市場の意見が反映される。
一度の災害で何万人が命を落としても、市場はいつもと変わらない。
(軍隊以外が緊急時のためのテクノロジーにお金を使う習慣はない。)

緊急時は市場ではないので、ピアノの蓋(反響板)は、
もっとも高価で重い救命具としてデザインされる。
ピアノの蓋に対して、
その希少性ゆえに偶然の巡り合わせで生き延びる方法以外を望んではいけない。

デザインサイエンスは緊急時を待たない。
デザインサイエンスは、緊急時のためのテクノロジーに備えるのはなく
目的論的テクノロジーに自発的に対処する。

自発性こそは、緊急時の道具に包括的なデザインが反映される唯一の方法である。