ロゴスとは、ロジスティクスの論理性にある。
万物を支配する理性は
技術的には、コミュニケーション・デザインに投影できる。
ロゴスとは、思考することであり、話すことである。
思考のロジスティクスとは、
いくつの単語がそこで使われたか。
そして、他のいくつの単語でそれが置き換えられるかだ。
テンセグリティは、
高度なコミュニケーション・デザインを実現している。
テンセグリティのロジスティクスとは、
いくつの張力という統合材がそこで使われたか。
そして、それによって他のいくつの圧縮部材が排除されたかだ。
ただし、構造の強度や機能を劣化させないで。
この現実化を思考のロジスティクスで言い換えれば、
「構造の安定化とは、不動を意味しない。
万物は安定するために互いに非接触のまま振動する。あるいは回転する。」YK
実際、高速度カメラでテンセグリティの外力分散機能を観察すれば、
局所的な振動は瞬時に球面を周回(回転)しているのがわかる。
津波が、閉じた球面上をジェット機の速度で伝播するように。