日別アーカイブ: 2011年11月5日

モデル認識論

自然を模倣して新たな構造が発見できるなら
顕微鏡の発明と共に
テンセグリティ構造は発見されていたにちがいない。

テンセグリティ構造を
モデルに置換し純粋に構造化するには
その発明よりも前に
新たな構造原理の発見を待たなければならなかった。

そして、この21世紀においては
テンセグリティ構造を
人類の生存のために実用化するには
バックミンスター・フラーの定義にも依存しない
新たな構造原理が発見されるかもしれない。

テンセグリティ構造は
その定義と共に
自然の形態的模倣からは発見できないように
デザインされているからだ。

テンセグリティ構造は
認識にとっても革命的な存在である。

Fig. 401.00 Tensegrity Tetrahedron with “Me” Ball Suspended at Center of Volume of the Tetrahedron: Note that the six solid compression members are the acceleration vectors trying to escape from Universe at either end, by action and reaction; whereas the ends of each would-be escapee are restrained by three tensors, one long and two short; while the ball at the center is restrained from local torque and twist by three triangulated tensors tangentially affixed from each of the four corners.

by RBF